Oライン脱毛とは、肛門周りに生えたむだ毛を処理することです。
自分で見る機会も少ない部分なので、そもそもOラインにむだ毛なんて生えていないはず……と手で触れてみたら、毛が生えていてびっくり!ということもあるはずです。
むだ毛が生えていれば自己処理で何とかしたいと思うかもしれませんが、鏡を使わなければ見にくい上にカミソリも使いにくい場所なので、どのように処理をすればよいかわからないという人も多いでしょう。
しかし、脱毛サロンや医療クリニックのOライン脱毛であれば、気になる肛門周りの毛をキレイに処理することができます。
Oライン脱毛について知りたい!Oライン脱毛の基礎知識

Oラインとは肛門周りのことを指し、ヒップ奥と呼ばれることもあります。このOライン周辺にむだ毛が生えている場合、Tバックなどの下着をつけたい人にとっては大変邪魔と感じてしまうものです。しかし、自分で処理したくても見えない部分なので困っている人は少なくないでしょう。そのため、太ももの付け根からアンダーヘアが生えているVライン、陰部の両側のIラインと同時に、脱毛サロンなどで3か所まとめて処理を行うVIO脱毛などが注目されています。Oライン脱毛の基礎知識についてご紹介します。
【目次】
- Oライン脱毛の基礎知識①Oライン脱毛とは?
- Oライン脱毛の基礎知識②どんな人におすすめ?
- ・Oライン脱毛がおすすめな人①Tバックをキレイに履きたい
- ・Oライン脱毛がおすすめな人②見た目が気になる
- ・Oライン脱毛がおすすめな人③自己処理が難しい
- Oライン脱毛の基礎知識③脱毛時の格好や体勢は?
- Oライン脱毛の基礎知識④Oライン脱毛のメリット
- ・Oライン脱毛のメリット①美しいヒップラインになる
- ・Oライン脱毛のメリット②オシャレな下着や水着が着られる
- ・Oライン脱毛のメリット③嫌な臭いやかゆみの軽減
- Oライン脱毛の基礎知識⑤Oライン脱毛のデメリット
- ・Oライン脱毛のデメリット①他の部位よりも痛い
- ・Oライン脱毛のデメリット②恥ずかしい
- ・Oライン脱毛のデメリット③施術の時間がかかる
- Oライン脱毛の基礎知識⑥Oライン脱毛の範囲
- ・Oライン脱毛の範囲①Oライン
- ・Oライン脱毛の範囲②お尻
Oライン脱毛の基礎知識①Oライン脱毛とは?

Oライン脱毛の基礎知識②どんな人におすすめ?

「Oラインに毛が生えているわけない!生えていても産毛程度だから気にならない!」と思っていたら、実は太い毛が生えていたということも少なくないようですので、まずはOラインにむだ毛が生えていないか自分でチェックしてみましょう。
もし、Oラインにむだ毛が生えていて次のような不満がある場合には、Oライン脱毛をおすすめします。
Oライン脱毛がおすすめな人①Tバックをキレイに履きたい
Oラインに生えているむだ毛が濃い場合、Tバックのショーツをつけたくても毛がはみ出してしまう可能性があります。
Tバックのショーツは肌が隠れる部分が少なく、露出が多い形になっていますので、Oラインだけでなく、VラインとIラインもショーツからはみ出さないように手入れしたほうがよいといえるでしょう。
Oライン脱毛がおすすめな人②見た目が気になる
Oラインを普段人に見られることはありませんが、彼氏やパートナーに性行為の最中に見られる可能性はあります。
Oラインは意外と見られていることが多く、デリケートな部分のため指摘されにくいことから、知らない間に恥ずかしい思いをしている可能性もありますので注意してください。
Oライン脱毛がおすすめな人③自己処理が難しい
Oラインにむだ毛が生えていることの自覚はあるし、何とかしなければという思いもあるけれど、自分で直接どこに毛が生えているか確認することが難しいので、自己処理ができないという場合もあります。
むだ毛の処理だから、カミソリで剃れば簡単だと思うかもしれませんが、粘膜に近い部分で敏感なため、肌トラブルを起こすこともありますので慎重に行うことが必要です。
しかも処理した後には、チクチクする感覚やむずかゆくて不快に感じることもあるため、プロに任せて脱毛してもらったほうが安心でしょう。
Oライン脱毛の基礎知識③脱毛時の格好や体勢は?

自分でOラインのむだ毛を処理することは難しいので、プロに任せてOライン脱毛を決意したけれど、実際どのような格好や体勢で施術を行うのか心配……という人は少なくありません。
脱毛サロンによって異なるものの、Oラインを含めたVIOラインを脱毛する場合、脱毛サロンから提供された紙パンツを着用した状態で施術を行うところがほとんどです。
そのため産婦人科のように、下半身だけ裸という状態にはならないため、恥ずかしさは多少軽減されるかもしれません。
紙パンツについては、無料で提供してくれる脱毛サロンもあれば、1回につき150円など有料で提供される脱毛サロンもありますので、心配なら事前に確認が必要です。
なお、医療クリニックの場合、紙パンツは提供されないことが多く、下半身だけ衣服を脱いだ状態で施術を行うことが多いようです。医療機関なのであくまでも医療行為として行うことから、産婦人科と共通している部分ともいえるでしょう。
さらに施術を行う時の格好は、脱毛サロンや医療クリニックによって違いがあります。一般的に行われるOライン脱毛は、うつぶせ状態になってお尻の肉や皮膚を上手くよけながら照射していくという形です。
施術にかかる時間は3~5分であることが多く、5~6回の照射が必要になります。
Oライン脱毛の基礎知識④Oライン脱毛のメリット
普段は下着をつけて服を着た状態なので、Oライン脱毛を行うことにそれほどメリットがあるのかわからないという場合もあるでしょう。
温泉などに行くことがあっても、肛門周辺にむだ毛が生えていることは誰も気が付かないし、「別に毛が生えていても問題ないのでは?」と思うこともあるかもしれません。
しかし、「Oライン脱毛を行って良かった!」と思える部分は多々あるはずですので、どのようなメリットを感じることができるのか確認しておきましょう。
Oライン脱毛のメリット①美しいヒップラインになる
Oライン脱毛を行うことで、これまではつけることができなかった肌の露出が多いTバックの下着や、ビキニの水着などを着ることができるようになります。
いつもよりもセクシーな下着や水着を、毛がはみ出すことを気にすることなく、自信を持って着用できます。
いつもとは違う雰囲気の、体のラインがわかる服を着て彼氏とデートしたいけれど、ショーツのラインが気になるという場合でも、安心してTバックをつけて美しい曲線のヒップラインを演出することができます。
Oライン脱毛のメリット②オシャレな下着や水着が着られる
Tバックに限らず、オシャレな下着や水着を着用する場合、Oラインにむだ毛がたくさん生えていたら気になってしまいます。
しかし、Oライン脱毛でキレイにむだ毛を脱毛しておくことできれば、はみ出す心配もありませんし、どのようなタイプの下着や水着でも安心して着用することができます。
Oライン脱毛のメリット③嫌な臭いやかゆみの軽減
Oラインにむだ毛が多いと、トイレに行った後や生理中などに、すっきりしないで不快な思いをすることがあります。汗や排泄物がむだ毛についたまま、お尻の肉に包まれた状態だと、雑菌を繁殖させることになっても仕方がありません。
しかし、Oライン脱毛でむだ毛を処理することによって清潔に保つことができるようになり、雑菌の繁殖による嫌な臭いやかゆみなどで悩まされることも少なくなります。衛生面で不安が解消されるのは大きなメリットといえるでしょう。
Oライン脱毛の基礎知識⑤Oライン脱毛のデメリット

Oライン脱毛を行うことは良いことばかりではありません。Oラインにむだ毛がなくなること自体はメリットなのですが、主に施術中にデメリットを感じてしまうことがありますので、どのような点に問題が出るのか確認しておきましょう。
Oライン脱毛のデメリット①他の部位よりも痛い
Oラインは他の皮膚よりも敏感なので、施術の際に痛みを感じることもあるようです。また、炎症を起こしている場合などに施術を受けてしまうと、強い刺激に感じることがありますので注意してください。
Oライン脱毛のデメリット②恥ずかしい
Oライン脱毛を行うことを決め、念のためどのような状態になっているか自分で確認してみると、知らない間に色素沈着していることに気付いたという人もいるかもしれません。
黒くなったOラインを施術中に見られることに恥ずかしさを感じることもあるでしょうし、色素沈着があった場合は施術ができないのではないかと心配になることもあるようです。
それほど気にすることはありませんが、あまりにも色素沈着を起こしている色が濃い場合は断られることもあるようなので、カウンセリングの時に確認が必要になるでしょう。色素沈着の濃さは担当する人が目視で判断することになるため、この確認作業にも恥ずかしさを感じてしまうことが多いようです。
しかし一般的な色素沈着であれば施術できないということはありませんし、誰でも多少の色素沈着はあるものです。施術ができない色の目安としては、生えている毛の色と同じくらい黒くなければ施術を行うことができる可能性が高いようなので、ホクロ程度の沈着がある場合は注意が必要かもしれません。
Oライン脱毛のデメリット③施術の時間がかかる
Oライン脱毛の施術にかかる時間は、10分くらいが目安です。他の部位であれば施術時間は短いように思うでしょう。しかし、Oライン脱毛の場合は恥ずかしさもあって長く感じてしまうもののようです。
Oライン脱毛の基礎知識⑥Oライン脱毛の範囲

では、Oライン脱毛というのはどこからどこまでの範囲で行われるのでしょう。お尻にもむだ毛が生えていることがありますので、それぞれの範囲の違いを確認しておくようにしてください。
Oライン脱毛の範囲①Oライン
Oライン脱毛の施術は、肛門周り2cmくらいの範囲で行われます。
広い範囲で施術を行うわけではありませんが、施術の前には自己処理を行う必要があるため、自分で処理ができないからプロに任せて脱毛することを希望しているのに……と思うかもしれません。しかし、事前に処理を行っておかないと施術の妨げになりますので行うようにしましょう。
もっとも手が届きにくい場所ですので、カミソリなどの処理で剃り残しなどがあった場合はシェービングを行ってくれる脱毛サロンなどもあります。心配せずに自己処理が難しくてできなかったことを相談するようにしましょう。
Oライン脱毛の範囲②お尻
腰の骨からお尻の下のラインまでが範囲ですので、Oラインは含まれません。お尻の毛は産毛に近いことが多く、脂肪が多くて柔らかいことで、痛みは比較的感じにくいといえるでしょう。
ただし、レーザー脱毛や光脱毛によって、脱毛されずに残った毛が太く長くなる硬毛化や、毛の本数が増えてしまう増毛化が起きやすく、尾てい骨に近い部分は痛みが出やすくなることは理解しておきましょう。
Oライン脱毛は肛門周りに生えたむだ毛を処理することです。直接見て確認することが難しい場所ですので、自分のOラインにむだ毛が生えていることすら気がついていない場合もあるようです。しかしOラインにむだ毛が生えている場合、Tバックの下着をつけるときなどには気になってしまうはずなので、脱毛して毛のないキレイな状態にしましょう。Oラインは自己処理がしにくい場所ですが、脱毛サロンや医療クリニックなどで脱毛してもらうことが可能です。ただし、どちらで施術を受けるか決める場合には、それぞれのメリットとデメリットを確認した上で決めるようにしましょう。