女性はすね毛が薄いイメージがありますが、意外と濃いすね毛に悩んでいる人は多いです。すね毛が濃いと、ミニスカートやショートパンツを穿けなかったり、自己処理が面倒だったりと悩みも尽きません。
すね毛が濃い人はどのように対処すれば良いのでしょうか。
濃いすね毛が目立つ!正しい処理方法&絶対避けたいNG習慣

「女性なのにすね毛が濃い」と悩んでいる人は多いです。ここでは、すね毛の濃さに悩んでいる女性に向けて、すね毛が濃くなる原因やすね毛の正しい処理方法、すね毛が濃くなるNG習慣などについてご紹介します。
【目次】
濃いすね毛は悩みの種

すね毛が濃くなる原因

すね毛が濃くなる原因は主にホルモンバランスの乱れ、かみそりや電動シェーバーを使った自己処理によるダメージ、遺伝の3つです。
すね毛が濃くなる原因①ホルモンバランスの乱れ
すね毛の濃さは、性ホルモンと関係しています。性ホルモンは男性ホルモンと女性ホルモンで成り立っていますが、男性ホルモンは男性だけにあるのではなく、女性の体にも存在しています。
すね毛の濃さに関わるのは性ホルモンのうち、男性ホルモンです。体内で男性ホルモンが優位になれば、すね毛をはじめとする体毛が濃くなって目立ちます。
■ホルモンバランスが乱れる原因
性ホルモンのバランスを乱す原因はさまざまです。例えば、加齢やコレステロールの不足で女性ホルモンが不足したり、ストレスでホルモン分泌の機能が低下したりすると、男性ホルモンが優位になってすね毛が濃くなります。
すね毛が濃くなる原因②自己処理のダメージ
すね毛が濃い女性はすね毛を目立たせないために、かみそりや電動シェーバーを使って自己処理します。しかし、間違った方法ですね毛を剃っていると、反対にすね毛が目立ってしまうことも珍しくありません。
自己処理で刺激を受けた肌はダメージから身を守るために毛を濃くしたり、増やしたりするので、自己処理がすね毛を太くしてしまうのです。
すね毛が濃くなる原因③遺伝
すね毛の濃さには遺伝も関係していると考えられています。しかし、両親や祖父母のすね毛が濃い場合も、生活習慣などを見直せば、すね毛が薄くなることもあります。
すね毛が濃い場合の自己処理の方法

すね毛はかみそりや電動シェーバーを使って剃るほかに、除毛クリームを塗ったり、脱毛テープや脱色剤を使ったりして処理することも可能です。
しかし、すね毛が濃い場合は、脱毛テープを使うと強い痛みを感じます。また、すね毛が濃い人は脱色剤を使っても毛が目立ってしまうことも珍しくありません。
そのため、すね毛が濃い場合はかみそりか電動シェーバー、除毛クリームを使って自己処理するのがおすすめです。
濃いすね毛を自己処理する方法①かみそりや電動シェーバーで剃る
かみそりや電動シェーバーを使ったすね毛の処理は費用が安いため、多くの人が実践しています。しかし、方法を間違えると、肌を傷つけたり、すね毛を濃くしたりする可能性もあります。
■すね毛を剃るために必要なもの
すね毛を剃る時は、かみそりか電動シェーバーに加え、蒸しタオルとシェービングクリーム、保湿用の化粧品を用意しましょう。
■すね毛の剃り方
1.蒸しタオルで温める
シェービングの前に蒸しタオルですねを温めます。温めることによって毛が柔らかくなり、毛穴も開くので、すね毛を剃りやすくなります。
2.シェービングクリームを塗る
かみそりや電動シェーバーの滑りを良くするために、シェービングクリームを塗ります。ボディソープを使って剃る人もいますが、泡に付いた雑菌が皮膚に入り込む可能性があるので、シェービングクリームを使いましょう。
3.すね毛を剃る
毛の流れに沿ってかみそりや電動シェーバーを当ててすね毛を剃ります。優しい力で肌に負担をかけないように剃ることがポイントです。
なお、同じ場所を何度も剃ると、肌が傷ついてしまいます。一度のお手入れで同じ場所を2回以上剃るのは控えましょう。
4.シェービングクリームを取り除く
すね毛を剃り終わったら、肌についたシェービングクリームを取り除きます。水をつけたタオルで拭き取るか、水で洗い流すと、炎症を抑えられるでしょう。
5.保湿する
かみそりや電動シェーバーを使った後は、肌が乾燥しやすくなっています。シェービングが済んだら、クリームなどで保湿して潤いを保ちましょう。
肌が潤っていれば、バリア機能も高められるので、かみそり負けなどを予防できます。
濃いすね毛を自己処理する方法②除毛クリームを使う
かみそりや電動シェーバーで肌を傷つけるのが心配な場合は、毛を溶かす成分が配合された除毛クリームを使いましょう。
除毛クリームは簡単に使えますが、敏感肌の人は肌荒れを起こす可能性があるので、あらかじめパッチテストしておくのがおすすめです。
■すね毛を処理するために必要なもの
毛の材料であるタンパク質を溶かす成分が入った除毛クリームを用意しましょう。
■除毛クリームを使ったすね毛の処理方法
1.除毛クリームを塗る
すねに除毛クリームをムラなく広げます。塗り残しのないように広げることが大切です。
2.放置する
決められた時間、除毛クリームを塗った状態で待ちます。放置する時間は使用する除毛クリームによって違うので、説明書などに従いましょう。
3.洗い流す
ぬるま湯で洗い流しまします。肌に除毛クリームが残っていると、肌荒れなどにつながるので、しっかりと洗い流すことを心がけてください。
すね毛が濃い人にNGな習慣

すね毛が濃い人は日々の習慣に気をつけましょう。
すね毛が濃い人にNGな習慣①睡眠不足
睡眠不足になると、ホルモンの分泌をコントロールする脳下垂体などの働きが低下し、女性ホルモンが減少することがあります。
女性ホルモンが減少すれば、体内で男性ホルモンが優位となってすね毛が濃くなるので、すね毛が濃い人はしっかりと睡眠時間を確保しましょう。
■睡眠不足の解消法
ぐっすりと寝られない人は夜間の激しい運動や食事を避けたり、朝に太陽の光を浴びたりすると良いでしょう。
すね毛が濃い人にNGな習慣②偏食
男性ホルモンの働きを活発化させる食べ物を摂りすぎると、すね毛が濃くなる可能性が高いです。すね毛の濃さに悩んでいる人は、女性ホルモンの働きを活発化させる食べ物を摂り、ホルモンバランスを整えましょう。
■男性ホルモンを活発化する食べ物
・牛肉や豚肉の赤み
・玉ねぎ、にんにく、ニラ、青ネギなどのネギ類
■女性ホルモンを活発化する食べ物
・大豆
・柑橘類
・緑黄色野菜
すね毛が濃い人にNGな習慣③間違った自己処理
間違った自己処理もすね毛を濃くします。すね毛が濃い人は次の点に注意して自己処理しましょう。
■毛抜きで抜かない
毛抜きですね毛を抜くと、毛穴が広がります。広がった毛穴には、汚れや菌が付着するため、頻繁にすね毛を抜いていると、黒ずみや炎症などが起こる可能性が高いです。
■古いかみそりを使わない
古いかみそりで自己処理すると、かみそりに付いた菌が肌に侵入することがあります。また、切れ味が悪くなったかみそりを使って自己処理すれば、きれいに毛を剃るために力が入ってしまうこともあるでしょう。
力を入れてかみそりを使うと、肌を傷つけたり、肌が黒ずんだりする可能性があるので、自己処理には新しく、切れ味の良いかみそりを使いましょう。
■頻繁に自己処理しない
すね毛に悩んでいる人は、頻繁に自己処理をしてしまいます。ところが、頻繁にすね毛を自己処理すれば、ダメージを受けた肌を守るために、すね毛が増えたり、太くなったりする可能性が高いです。
今以上にすね毛を濃くしないためには、かみそりや電動シェーバーを使った自己処理は週に1~2回にとどめておくことをおすすめします。
また、除毛クリームを使う場合も頻繁に自己処理すると、肌が刺激を感じます。肌への刺激は炎症の原因になるので、除毛クリームの使用は2週間に1回程度にとどめておいた方が良いでしょう。
すね毛が濃い場合は脱毛もおすすめ!

すね毛が濃い場合は、かみそりや電動シェーバー、除毛クリームを使って自己処理しても、すぐにチクチクとした毛が生えてきます。自己処理が面倒に感じている人は、脱毛サロンや医療脱毛クリニックでの脱毛も検討してみましょう。
すね毛を脱毛するメリット
すね毛を脱毛すると、自己処理が楽になり、かみそり負けや傷、黒ずみなどのトラブルも予防できます。スムーズに脱毛が進むと、自己処理が不必要になるので、自己処理後すぐに生えてくるチクチクとしたすね毛に悩むこともなくなるでしょう。
すね毛が目立たなくなれば、ミニスカートやショートパンツも自信を持って穿けるようになります。
すね毛はどこで脱毛する?
すね毛は脱毛サロンと医療脱毛クリニックで脱毛できます。
■脱毛サロンのメリット・デメリット
脱毛サロンの魅力は料金が安いことです。1回あたりの料金は約9,200円で、6回プランでも約55,100円で脱毛できます。また、医療脱毛クリニックでの脱毛と比べて痛みも少ないので、ストレスなく施術を受けられることもメリットでしょう。
他方、脱毛サロンの脱毛は効果が現れにくいため、施術回数が多く、脱毛期間が長いことはデメリットです。効果の現れ方は個人によって違いますが、多くの場合、約2年かけて10回以上施術を繰り返すことによって、自己処理が不必要なほどに脱毛が進みます。
■医療脱毛クリニックのメリット・デメリット
医療脱毛クリニックの脱毛のメリットは、効果が現れやすいことです。ひざ下脱毛の場合、1回目から効果を感じる人も珍しくなく、1年かけて5~6回脱毛すれば、多くの人がツルツルの脚を手に入れられます。
その一方で、脱毛料金は高く、1回あたり約16,800円、6回プランで約101,000円の費用が必要です。また、医療脱毛は肌への負担が大きいため、痛みを感じやすいこともデメリットといえるでしょう。
脱毛の痛みが心配な人は、麻酔に対応してもらえる医療脱毛クリニックを選ぶのがおすすめです。
すね毛が濃い人はかみそりや電動シェーバー、除毛クリームを使って自己処理するのがおすすめです。自己処理で効果に満足できない場合や肌に負担がかかっている場合は、すね毛の脱毛を検討してみるのも良いでしょう。