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自己処理

毛抜きを使い続けるのは肌トラブルの原因に。毛抜きで処理するコツ

By 中本佳子

毛抜きで行うムダ毛の自己処理は、道具自体も安く手軽にできます。しかし、他の自己処理に比べて肌への負担も大きく、間違った方法を続けていくと埋没毛などの肌トラブルを引き起こしてしまう恐れも。
今回は毛抜きによる自己処理の正しい方法や、ムダ毛処理のポイントなどをご紹介します。

毛抜きによる自己処理のメリットとデメリット

毛抜きで脱毛する女性

毛抜きによる自己処理のメリット

・一度抜くとしばらく生えてこない
・費用が安い

カミソリであれば、1週間に1度は処理が必要ですが、毛抜きで処理すれば数週間は生えてきませんので、ムダ毛のケアが楽になります。再び生えてきたとしても、細い毛なので、表面がジョリジョリしなくて済みます。

またピンセット1本でできる上、カミソリのように定期的な買い替えもほとんど不要なので、自己処理の方法の中では一番コストが安いと言える脱毛方法です。

毛抜きによる自己処理のデメリット

・綺麗にするのに時間がかかる
・肌トラブル(埋没毛など)が起きやすい

毛抜きで自己処理をした場合、抜いているつもりでも毛根の上の部分を抜いており、毛根自体は残った状態になっています。毛抜きで自己処理をすると毛根の上を無理やり引っこ抜いているため、毛を抜くというよりは、毛を引きちぎっていると言えます。

また残された毛根は傷ついた状態になり、その周辺組織も表面が剥がれた状態になっているため、肌へのダメージが大きく、埋没毛などの肌トラブルを発生させてしまうこともあります。

毛抜きで自己処理する時のポイント

お風呂に入る女性

毛抜きで自己処理する前に準備すること

毛抜きで綺麗に自己処理するためには、事前に準備をすることで仕上がりが変わってきます。
以下の2点を自己処理する前に準備しましょう。

①毛抜きを消毒する
毛穴への細菌感染を防ぐために、毛抜きを消毒しましょう。
沸騰したお湯の中に入れる煮沸消毒の他、時間がない方は除菌シートで拭いて乾かすだけでも消毒することができます。

②蒸しタオルを使って毛穴を広げる
蒸しタオルを使うことで毛穴が広がり、少ない痛みで毛を抜くことができます。

<蒸しタオルの作り方>
1.タオルを水で濡らして軽く絞る
2.サランラップに包んで電子レンジで30~40秒温める
3.毛抜きする部分に当て、1~2分放置する

また注意点として、入浴中にお風呂場で毛抜きを使用することは避けましょう。なぜならお風呂の中には雑菌がたくさんいるため、お風呂場で毛を抜くと、すぐに毛穴に雑菌が入ってしまい、毛嚢炎を引き起こす可能性があるためです。

毛抜きが適している部位は?

眉毛や眉周辺の毛は毛抜きが適しています。眉周辺は、目が近いためクリニックやサロンでも施術を断られることが多いため、そういった点からも毛抜きでの自己処理が適していると言えます。

また、手や足の指の毛も、毛抜きがおすすめです。手足の指にはカーブがあるためシェービングが難しく、毛抜きで抜いても痛みを感じにくい部分なため、毛抜きで綺麗に処理すると良いでしょう。

毛抜きに適していない部位は?

デリケートなVIOラインや鼻毛は、毛抜きでの自己処理が適していません。

まず鼻毛は、顔の中でも特にデリケートな部分でありながら生えている毛の中でも太く、抜く時の痛みも激痛です。また、鼻の中は雑菌も多いため、毛嚢炎になる可能性も高まります。鼻毛を処理して重症になると味覚にも影響を与えてしまうため、毛抜きでの処理はやめましょう。

VIOラインも鼻と同様にデリケートな部分で、痛みも強く感じやすいのが特徴です。また、気をつけていても雑菌が侵入しやすいため、毛抜きでの処理は避けましょう。

綺麗に自己処理するコツ

上記でご紹介した準備をしてから、毛抜きでの自己処理を始めましょう。毛抜きで綺麗に自己処理するコツは以下の3点です。

①生えている方向に沿って毛を抜く
抜きたい毛の周辺を、毛抜きを持っている手と逆の手でしっかりと押さえます。毛の生えている方向を確認し、生えている方向に沿ってゆっくり力を入れて引っ張ります。
痛みを感じるようになってきたら、蒸しタオルを当てましょう。

②アフターケアを行う
アフターケアでは、殺菌力のあるケア用品を使うことで炎症などを予防することが期待できます。例えば、防腐剤の入っていない化粧水や、オロナイン、ワセリンなど、殺菌力のあるケア用品を使用してしっかり殺菌消毒をしましょう。

③冷たいタオルでクールダウンを
消毒後は、冷やしたタオルで炎症を抑えて毛穴を引き締めます。毛抜きで脱毛すると、毛穴が開いた状態になるため、雑菌が入りやすくなっています。雑菌が入ると、炎症を起こしたり、黒ずんだりなど肌トラブルを招くため、冷たいタオルで毛穴を閉じるようにしましょう。十分に肌を冷やしたら、普段使っているボディクリームで保湿を行ってください。

部位ごとの自己処理方法

腕を脱毛する女性

腕の脱毛は範囲が広く、毛抜きで1本1本抜いていると時間がかかるため、あまりおすすめしません。また腕の脱毛の場合は、利き手と反対側の手で行う作業が発生します。これは非常に労力を必要とし、また作業の精度も落ちることから時間がかかってしまいます。

どうしても腕を脱毛する場合は、肌をしっかりと温めてから、毛穴をできるだけ開き、衛生面に気を付けながら処理をしましょう。

毛抜きを使って脚の毛を処理する場合もかなりの時間がかかります。さらに毛穴が広がり、長期間抜き続けることで、毛穴がブツブツと目立つ可能性があります。

どうしても毛抜きで自己処理したい方は、毎日自己処理を続けると肌を傷めてしまうため、処理をする間隔をあけるようにしましょう。また自己処理をした後の肌は、保湿クリームや化粧水などで保湿するようにしましょう。

顔を毛抜きで自己処理する場合、眉周辺以外を毛抜きで抜いてしまうと肌を傷つけて肌トラブルを引き起こしてしまいます。特に鼻下やアゴの部分は痛みを感じやすい部分でもあるので、毛抜きで抜くのは避けましょう。

眉周辺のムダ毛を抜く場合、入浴後や蒸しタオルを当てた後の毛穴が開いた状態で抜くようにし、最後に保湿を忘れずに行いましょう。

胸、乳首周り

胸や乳首周りは皮膚が薄くデリケートな部分であるため、自己処理を行うと大変危険です。この部分を脱毛したい方は、脱毛サロンや医療脱毛クリニックで脱毛することをおすすめします。

背中

背中を脱毛する場合、自分では手が届かない範囲のため、家族や友人に手伝ってもらう以外には、毛抜きでの脱毛は不可能に近いです。背中を脱毛したい方は、除毛クリームや脱毛ワックスを使うなどして対応しましょう。

手足の甲、指

手足の甲や指は痛みをあまり感じないため、毛抜きの処理が適してます。また処理する時間としては、お風呂上がりは肌が柔らかくなっている状態なので、この時に処理をすると良いでしょう。

どんな毛抜きがある?

毛抜きの種類

一言で毛抜きといっても形状によって最適な部位などが変わってきます。
それぞれ確認していきましょう。

毛抜きの種類

◾️先平タイプ
一般的な毛抜きです。先端が平たくなっているため、寝ている毛を起こしたり、密集している部分を分けたりと、いろいろと使い勝手のいい毛抜きです。

◾️先斜めタイプ
先端が斜めに加工されている先斜めタイプ。手元も見えやすいためピンポイントで毛をつまむことができ、眉毛やまつげといった細かい作業向きの毛抜きです。

◾️先丸タイプ
先丸タイプの毛抜きは、毛を挟み込む時に肌を傷つけないように加工されたタイプで、コスメ用に特化したものに多く見られます。

◾️先細タイプ
先端がとがっているタイプの毛抜きです。眉毛など細かい部分の毛を抜きやすいですが、
毛をしっかりつかめず、あまり力を入れすぎると毛が途中で切れてしまう場合があります。

毛抜きの選び方

最近では100均で購入できるものから、1万円する高級な毛抜きまで種類が多くあります。しかしどの毛抜きを選んでも、以下の2点は共通して確認するようにしましょう。

①先端部分がしっかりと噛み合っていることを確認
先端部分のかみ合わせが悪いと、ムダ毛を挟むことができません。また挟むことができたとしても、途中でムダ毛が先端部分から逃げてしまい、中途半端な脱毛状態となって埋没毛が起こる原因となります。

②先端部分の鋭さに注意
薄く鋭すぎる毛抜きだと、挟んだ部分でムダ毛が切断されてしまうことがあり、毛抜きの役割を果たしません。また、先端部分が鋭すぎると、間違って肌を挟んでしまったときに怪我をする恐れがあるため注意が必要です。

毛抜きで自己処理する際のトラブル

肌に悩みを抱える女性

間違ったムダ毛の自己処理は肌トラブルを招いてしまいます。
毛抜きでの自己処理をする場合、考えられる肌トラブルをご紹介します。

埋没毛

毛を無理やり引き抜くと、毛穴の中や肌が傷ついてしまい、その傷が治る際にできるかさぶたのせいで、新たに生まれた毛が皮膚の外に伸びることができなくなります。このように毛が皮膚内で成長してしまう状態を、埋没毛といいます。

埋没毛はそのまま放置してしまうと、自然と角質が取れて解消されることもある一方で、「毛嚢炎」や「色素沈着」などの肌トラブルを引き起こすこともあります。

そんな埋没毛の対策としてはスクラブが有効です。スクラブとは種子や樹脂、塩などの細かい粒のことで、ボディスクラブやスクラブ洗顔料がドラッグストアでも売られています。

スクラブで肌をこすることで、毛が伸びてくるのを邪魔している古い角質を取り除くことができ、毛が排出されやすくなります。そのため埋没毛を防ぐことができるのです。

毛嚢炎

毛抜きで毛を抜くと、毛穴はしばらく開いた状態になっています。その毛穴に雑菌が入り込んでしまうと、毛穴の中で炎症を引き起こし、ニキビのように赤く盛り上がってしまいます。この状態を毛嚢炎と呼び、繰り返すことで黒ずみなどの肌トラブルの原因になってしまいます。

毛嚢炎は、赤いブツブツが少ない場合で、かつ経過ごとに症状が良くなっていると、自然治癒で治っていく場合がほとんどです。しかし赤みがひどく、ブツブツの範囲が広く大きい場合は、適切な処置が必要となります。

症状が軽い場合は、市販薬で対処できますが、症状がひどい場合は病院での診察が必要です。ひどい場合には跡が残ってしまうため、症状が改善しない場合はすぐに病院へ行きましょう。

色素沈着

毛抜きで毛を抜く行為を続けると、知らない間に肌に摩擦のダメージを与えてしまいます。手軽にできるからといって、何度も毛抜きで抜く行為を繰り返すと、肌にダメージが蓄積し、色素沈着が起きて黒ずみができてしまいます。

色素沈着を予防するためには、脱毛後のアフターケアを徹底しましょう。しっかり保湿をすることで、脱毛による肌への刺激を和らげます。

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毛抜きでの自己処理の方法をご紹介しました。毛抜きは、毛を引っ張って抜くと同時に皮膚も引っ張ってしまいます。またその状態で放置すると毛穴に雑菌が侵入しやすくなり、肌トラブルも招いてしまいます。肌に負担をかけず綺麗に処理するためにも、事前にホットタオルで毛穴を開き、処理後は保湿を徹底して肌を保護しましょう。そうすることで肌トラブルを未然に防ぐことができます。
毛抜きは安価で手軽にできる反面、肌トラブルが起こりやすい脱毛方法なため注意して行いましょう。